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宮スタでのサッカー観戦、何を隠そう初めてである。宮スタも初めて、Jリーグを生で観るのも初めてなのである。直樹クンの両親と一緒だった。関係者駐車場というのがあって、入り口も関係者用を通る。「たかがサッカー、なんでそんなに熱狂できるのか」という思いを持ったままでかけたのだが、納得できた。両陣営のサポーターの動静、これが熱い。拳を突き上げピョンピョン跳ねながら、応援歌(でいいのかな?)の大合唱。鳴り響く太鼓の音がことさら熱気を作り出す。これが四六時中続く。この人たち、サッカーを観に来たのかこのパフォーマンスを演じにきたのか、一体どっちなの? と思うほどだ。残念ながら、ゲームは引き分けに終わったが、ぼくは「また来たい」と正直思った。
名残を残して宮スタを後にし、四時から営業している近所の居酒屋へ移動。父の日のご利益は「本日に限り生ビール半額」だった。五時半過ぎ、直樹クンも合流した。その頃、店内は女性の団体で満席、サッカーの話題なども耳に入っていたので、彼にはちょっとした変装をしてもらった。
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